遅くなりましたが、12月18日に学生生活で最後になるであろうアカペラライブに参加しました。
ちょっと長くなりますが、ちょっと真面目な文章書きますよん。
[前置き]
立命館大学には有名な京都に所在する衣笠キャンパスと滋賀県草津氏に所在する衣笠キャンパスがあります。
それぞれのキャンパスにアカペラサークルがあり、それぞれ"Clef"、"Song-genics"という名前で活動しており、僕はその両方に所属して活動していました。
前回のエントリでも書いた、10月に行ったOBライブ"Re+Vival"はClefに所属していたバンドでの出演でした。
Re+Vivalでは"演出"と"出演"の両面でライブに貢献でき非常に充実したライブになったことは前述の通りです。
今回は、本所属であるSong-genicsの同期ライブをしようと言う話が持ち上がり、再び"演出"と"出演"を両立する形で参加しようと決意し、企画班に手を挙げました。
同期が全国に散らばっていることもあり、なかなかコミュニケーションが取りにくいこと、
また、学生メンツも修論執筆を目前にしてあまり動けないこと、などを考慮した結果、
今回のライブの企画班は、普段からよく会うメンツの5人の少数精鋭で構成しようという結論に至りました。
ライブ開催が12月と決まっていたにも関わらず本格的に動きだした期間が遅く、色々大変なこともありました。
実質2ヶ月しかない練習期間に出演バンドのみんなも思ったよりも予定が合わず、満足に練習できないということも多かったと聞き、企画班として申し訳ない気持ちを抱えるとともに、本番への不安も隠せませんでした。
そもそも、今回のライブは、
「みんな歌いたがってるよなぁ。」
という話から始まり、
「6期生の雰囲気全開で、身内だけ呼んで自己満足のライブをやろー!」
ってな感じで話が始まりました。
ところがチケットの予約販売を開始してみると、
現役の後輩、下回生が想像以上にたくさん来場してくれるという嬉しいハプニングがありました。
(この辺は、企画班のじゃいあんがめっちゃ頑張って宣伝してくれた頑張りに大きく依存しているのですが)
さて、企画班は大慌てです。
自己満足でやればいい!と気楽に思っていたライブが、いきなり6期生の実力を試されるかのようなガチライブになってしまったわけです。
さっきまで4段だった跳び箱が、いきなり15段になったわけです。
分かりにくい例えですか、そうですか。
さぁ、6期生は上回生、OBとして何を伝えるべきなのか?
映像は?パンフレットは?装飾は?演出は?
自分たちのライブに期待される全てのハードルが上がるなか、ライブは迫ってくる、企画班の予定は合わない、とどんどん追い込まれていく日々が続きました。
今の現役の代はどんな感じなのかを聞いたり、
それに対して、自分たちは何を言えるのかを考えたり、
試行錯誤が続きました。
でも、結局出た答えはすごーーくシンプルなものでした。
"6期生らしさを出すしかないじゃん。"
"俺らには、それしかできないじゃん。"
実は企画班会議でライブの日取り以外に何によりも先に決まったのは、"ver.6"というライブタイトルでした。
このライブタイトルには
OBライブだからといって、昔を懐かしんで、昔に戻りたいなーというライブは嫌だなぁという思いがこもっています。
だから、6期生がアカペラを初めてから6年目の今、6年目にしか出来ないステージを創ろうという意味を込めて、
"6期生、6年目のアカペラ。"
"唄う気持ちヴァージョンアップ。"
というコピーとともに"ver.6"というタイトルを掲げました。
後になって思えばこのタイトルを決めた時から、今回のライブで6期生がやるべき事は決まっていたのかもしれません。
6期生らしく楽しもう!
という自己満足で何かを伝えられたらこんなに嬉しいことはない。
(このへんは音楽そのものにも共通するテーゼかもしれませんが…)
結果。
6期生ライブは素晴らしいライブになりました。
そう思えたのは、ライブに来てくれた後輩、先輩、同輩が本当に良いライブだったと言ってくれたからです。
正直、不安抱えまくりだった企画班にとっては、凄くありがたい言葉でした。
ライブ前日まで緊急事態が連発し、緊急事態という言葉にもはや動じなくなるくらいになっていた僕も、凄く救われたと同時に、このライブの企画班をやって、このライブを作って本当によかったと心から思えました。
今回、僕は事情により出演することは叶わなくなりましたが、
当日ステージで、歌詞を忘れながらも、のびのびとした6期生らしいステージを創ってくれた出演者のみんな
演出を手伝ってくれた、めぐ、ひろ、あかいちゃん、とん、かわいちゃん、かいちゃん、りょう
当日の運営を快く引き受けてくれた、下回生のスタッフたち
遠いところからも駆けつけてくれたOB/OGの皆様
中島先生の有志を見るために来てくれた、アカペラ同好会の皆様w
もちろん、その他のお客さん
そして、企画班のメンバー
みーーーーーーーーーーーーんなのおかげだと思います。
むしろ俺からお礼を言いたい。
素晴らしいライブを造らせてもらって、ありがとうございました。
かしこ。